サスメド株式会社は、「持続可能な医療の実現」をミッションに掲げ、デジタル治療(DTx)分野で事業を展開する東証グロース市場上場のヘルステックスタートアップである。不眠障害用アプリ「Medcle」の薬事承認・保険収載を目指すDTxプロダクト事業と、製薬企業の臨床試験を効率化するSusmed Systemを提供するDTxプラットフォーム事業の2軸で構成されている。
設立は2016年。創業以来、研究開発に特化した体制を維持しており、現時点では売上高4.6億円程度・営業赤字という財務状況だが、それはベンチャーキャピタルや製薬大手の目線で「許容される成長過程」として評価されている。従業員数43名という小規模組織ながら、医師・研究者・エンジニアが混在するユニークな人材構成が同社の強みだ。
キャリアチェンジの観点では、医療・製薬業界のビジネス経験者と、プロダクト開発・エンジニアリングのバックグラウンドを持つ人材が特に評価される。規制産業特有の難しさを理解しながらも、スタートアップのスピードと柔軟性を楽しめる人材にとって、サスメドは希少な選択肢となりえる。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | サスメド株式会社(SUSMED, Inc.) |
| 設立 | 2016年2月23日(合同会社として2015年7月創業) |
| 代表者 | 代表取締役社長 上野 太郎 |
| 本社 | 東京都中央区日本橋本町3-7-2 日本橋本町昭和通りビル10階 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 43名(単体) |
| 上場区分 | 東証グロース市場(証券コード:4263) |
| 売上高 | 4億6,298万円(2025年6月期実績) |
| 平均年収 | 864万円(2025年6月期) |
| 平均年齢 | 37.3歳 |
| 平均勤続年数 | 2.6年 |
| 事業内容 | DTxプロダクト事業(治療用アプリ開発)、DTxプラットフォーム事業(臨床試験効率化システム) |
同社は「医薬品と同等の治療効果を持つアプリを実現する」という高い目標を掲げている。日本では治療用アプリが薬事法上の医療機器として承認される事例が増えており、サスメドはこの規制環境の変化を先読みして事業基盤を構築してきた。塩野義製薬との不眠障害用アプリに関する販売提携(2021年12月締結)、杏林製薬との治療用アプリ共同研究開発・販売契約(2022年11月締結)が主要なパートナーシップである。
現在は薬事承認・保険収載を最重要マイルストーンとして位置づけており、その達成がビジネスモデルの本格的な収益化を可能にする。小規模な組織でありながら大手製薬企業と対等なパートナーシップを結んでいる点は、プロダクト・知財・規制対応能力の高さを示すシグナルだ。
主な事業内容
サスメドの事業はDTxプロダクト事業とDTxプラットフォーム事業の2本柱で構成されている。どちらも「テクノロジーで医療を変える」というビジョンのもとに連携しており、一方の知見が他方の競争力を高める構造になっている。
医療機器としての治療用アプリと、製薬会社向けのデジタルインフラという組み合わせは、単純なプロダクト企業でも単純なSaaS企業でもない独自のポジションを同社に与えている。
DTxプロダクト事業(治療用アプリ開発)
不眠障害用アプリ「Medcle」の開発・承認取得・商業化が主軸となる事業だ。Medcleは認知行動療法(CBT-I)をアプリで提供するもので、患者は就寝・起床記録や睡眠の質に関するデータを継続的に入力し、アルゴリズムが個別の睡眠制限療法や刺激制御療法を提案する。
睡眠薬に依存しない治療という需要は高齢化社会で拡大しており、市場ポテンシャルは大きい。塩野義製薬との販売提携により、承認後の商業展開においても製薬企業の営業網を活用できる体制が整っている。承認・収載のタイミングが収益の本格化を左右するため、規制当局との折衝能力と薬事戦略が事業の要となる。
DTxプラットフォーム事業(Susmed System)
製薬企業や医療機関が実施する臨床試験のデジタル化を支援するSusmed Systemを提供している。患者の服薬状況・バイタルデータ・日常活動をアプリで収集し、臨床試験の品質向上とコスト削減を実現する。
治験のデジタル化(DCT:Decentralized Clinical Trial)は世界的な潮流であり、新型コロナウイルス禍を経てリモート治験への関心が高まった。Susmed Systemはこの需要に対応するプラットフォームとして、製薬企業との契約を積み上げている。DTxプロダクト開発で培った患者エンゲージメント技術がプラットフォームの差別化要素ともなっており、両事業の技術的シナジーが存在する。
患者向け情報提供(眠りの道しるべ)
不眠に悩む患者に向けた情報提供ウェブサイト「眠りの道しるべ」を運営し、認知行動療法に基づく睡眠改善の知識を発信している。直接的な収益事業ではないが、Medcleのブランド認知と患者教育という観点で事業エコシステムの一部を形成している。将来的には患者コミュニティや再診率向上などのデータ戦略に活用できるアセットでもある。
サスメド株式会社の強み
強み1. デジタル治療(DTx)分野でのファーストムーバー優位
日本においてDTxは2020年代に入ってようやく法的整備が進んだ新興分野だ。サスメドは2015年の創業から一貫してこの領域に取り組んでおり、規制・薬事・開発ノウハウを蓄積している。後発参入組が数年かけて積み上げなければならない知見をすでに保有している点は、転職希望者にとっても「業界の第一人者と仕事できる」環境を意味する。
参入障壁が高い薬事承認プロセスを経験した組織は、承認取得後にライセンス収益や提携収益で強固な競争優位を持つ。サスメドはその地位を先に確保しようとしているスタートアップだ。
強み2. 大手製薬企業との対等なパートナーシップ
塩野義製薬(売上高約4,000億円超)との販売提携契約、杏林製薬との共同研究開発・販売契約は、43名規模のスタートアップが大手製薬メーカーに自社プロダクトの価値を認めさせたことを示す。この実績は、営業・ビジネスデベロップメント観点でいえば最高水準の証明書だ。
提携によって商業化フェーズでの営業コストを大幅に抑えられるビジネス設計は合理的であり、パイプライン拡充時にも同様のモデルが適用できる。製薬企業との交渉・提携プロセスを間近で学べる環境は、製薬業界出身のビジネスパーソンにとって大きな魅力になる。
強み3. 医師・研究者・エンジニアが共存するユニークな組織
代表の上野太郎氏は医師免許を持つ医師兼起業家であり、医療現場の課題を当事者として理解したうえで事業を設計している。組織内には医師・薬事専門家・エンジニア・データサイエンティストが共存しており、医療とテクノロジーの融合という文脈で最適なチーム構成に近い。
転職者にとっては「医療の専門知識を持つ人々とアジャイルな開発環境で協働できる」という稀有な体験が得られる。製薬会社や病院にいながら「変化が遅い」と感じていた医療系人材にとっては、特にエキサイティングなキャリアシフトになりうる。
強み4. 高い報酬水準
平均年収864万円(平均年齢37.3歳)という数字は、グロース市場の小型スタートアップとしては異例に高い水準だ。バイオテックや医療機器スタートアップに多い「スタック多め・給与低め」というパターンに当てはまらず、即戦力人材に対して競争力のある報酬を提示できている。
ストックオプションの付与も想定されるため、薬事承認・保険収載というマイルストーン達成時のキャピタルゲイン可能性も含めると、リスクリターン比が高い選択肢だ。
強み5. DCT(分散型臨床試験)という時代の追い風
Susmed Systemが対象とするDCT(Decentralized Clinical Trial)は、コロナ禍を経て製薬業界全体で標準化が進む領域だ。治験のデジタル化は患者負担を軽減し、被験者リクルートと離脱防止の両面で製薬会社にとっての価値が高い。国内外の規制当局もDCTのガイドライン整備を進めており、向こう5〜10年で市場が急拡大する可能性がある。
転職の文脈では「成長産業の初期に乗れる」という意味で、市場タイミングとして優れた機会だ。
強み6. 社会的使命と事業の一致
不眠障害は成人の15〜20%が罹患するとされ、労働生産性・QOLへの影響が大きい。非薬物療法の選択肢を増やすというミッションは、社会的インパクトが明確で共感されやすい。「仕事の意味を感じたい」という動機を持つ転職者にとって、Medcleのような社会性のあるプロダクトに関わる経験は高いエンゲージメントにつながる。
サスメド株式会社の年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| ソフトウェアエンジニア(中堅) | 700万〜900万円 |
| シニアエンジニア / テックリード | 900万〜1,200万円 |
| プロダクトマネージャー | 750万〜1,000万円 |
| 薬事担当(RA) | 650万〜900万円 |
| 臨床開発・CRA | 600万〜850万円 |
| ビジネスデベロップメント | 700万〜950万円 |
| データサイエンティスト | 750万〜1,000万円 |
| コーポレート系(経理・人事等) | 550万〜750万円 |
※上記は公開情報・類似企業比較に基づく推計値。実際の提示額は経験・スキルにより変動する。
給与制度の特徴
平均年収864万円(平均年齢37.3歳)という水準から、年功序列ではなくスキル・職種・市場価値に基づいた報酬設計がなされていると考えられる。上場スタートアップとして、ストックオプション(新株予約権)の付与が経営層・中核人材に対して行われているとみられ、事業成長との連動報酬という側面が存在する。
小規模組織ゆえに個別交渉の余地が大きく、入社時のオファー交渉が年収を大きく左右する可能性がある。特に希少スキル(薬事専門家、医師資格保有者、DTx開発経験者)を持つ場合は強い交渉ポジションを取りやすい。
年収を見る際の注意点
- 現在は営業赤字のため、賞与・インセンティブが限定的または変動的な可能性がある
- 平均勤続年数2.6年と短く、在籍者の入れ替わりが見られる。年収の持続可能性の確認が重要
- ストックオプションの行使価格・付与枚数・ベスティングスケジュールは事前に確認すること
- 保険収載というマイルストーンの達成如何が、次期以降の財務状況と賞与水準を大きく左右する
サスメド株式会社の働き方・福利厚生
サスメドは東京都中央区日本橋を拠点とする小規模な研究開発型スタートアップだ。アジャイルな意思決定と専門性の高い業務が共存する職場環境が特徴だ。
勤務時間・休日: 基本的にはフレックスタイム制が採用されており、エンジニア・研究職を中心に自律的な時間管理が可能とみられる。年間休日は120日前後(土日祝)の水準と推測されるが、薬事申請・提携交渉の繁忙期には集中した業務が発生する。
リモートワーク: ヘルステック系スタートアップの業界慣例に沿い、ある程度のリモート勤務が許容されているとみられる。開発職を中心にフレキシブルな勤務形態が導入されている可能性が高い。
主な福利厚生(推定・公開情報ベース):
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 交通費支給
- フレックスタイム制
- ストックオプション(対象者に付与)
- 書籍購入補助・学会参加補助(医療系スタートアップ標準)
- 健康診断
- 産前産後休業・育児休業制度
- 副業可(規程内)
- 私服勤務可
- 年次有給休暇
注意点: 小規模組織のため、大企業のような体系的な研修制度や福利厚生メニューの充実度は限定的だ。入社前に実際の制度内容を確認することを推奨する。
サスメド株式会社の社風・カルチャー
一言で表すなら「医療者とエンジニアが対等に語れるミッション駆動型」
規制産業の厳格さとスタートアップの自由を同時に持つ組織だ。医師出身の代表が率いており、医療現場の知識をリスペクトするカルチャーが根底にある。一方でテクノロジー偏重にもならず、医療規制の理解を全員が持つことを重視する傾向がある。
平均年齢37.3歳という比較的成熟した人材構成は、即戦力の専門家集団という色合いを強めている。「手を動かしながら学ぶ環境」というより「すでに専門性を持った人材が集まり、共通のミッションに向けて協力する」スタイルだ。
評価される人物像
- 医療・製薬・規制産業の知識と、テクノロジーへの理解を両立できる人材
- 不確実性の高いR&D環境を楽しめる思考様式を持つ人材
- 「治療用アプリ」というプロダクト価値に共感し、自発的に動ける人材
- 大企業のルーティンに疲弊し、意思決定スピードと社会的インパクトを重視する人材
表面的なイメージと実態の差
「医療スタートアップ=カジュアル・自由」というイメージを持ちすぎると、薬事承認や臨床試験支援という規制対応の厳格さにギャップを感じる可能性がある。医療機器開発には記録・品質管理・リスク管理の徹底が求められ、「スタートアップらしいゆるさ」は限定的だ。逆に言えば、製薬・医療機器業界出身者にとってはプロセスの適切さを評価できる職場でもある。
サスメド株式会社の転職難易度
難易度:3級(やや難しい)
サスメドは求める人材像が明確かつ希少であるため、「医療×IT」のクロスオーバーな経験を持たない人材には難易度が高い。一方で、ニッチな専門領域でのスタートアップ採用であるため、大企業ほどの競争倍率にはならない。
採用母数が小さい(年に数名〜十数名規模と推定)ため、タイミングによっては求人が存在しない期間も生じる。条件が合致する人材にとっては狭き門ではなく、逆にバックグラウンドが合わない場合は採用可能性が低い。
理由1:医療×テクノロジーのダブルスキル要求
エンジニア採用であっても「医療機器のQMS(品質マネジメントシステム)や薬事への理解を期待する」または「学習意欲がある」ことが前提とされる。純粋なWebエンジニアやアプリエンジニアが即戦力になれる職場ではなく、領域特化の学習コストが発生する。
理由2:小規模ポジションゆえのタイミング依存
43名規模では1職種あたりの人員が少なく、欠員補充やフェーズ拡大のタイミングでしか採用が発生しない。定期的な大量採用を実施する企業ではないため、求人情報のモニタリングと素早いアクションが重要になる。
理由3:事業フェーズのリスク許容度
承認前の製品を扱う研究開発スタートアップという性格上、事業リスクを理解したうえで「それでも挑戦したい」という意志が問われる。このリスク感性に共感できない場合、面接段階で双方がミスマッチを感じることになる。
サスメド株式会社に向いている人
1. 製薬・医療機器業界出身でデジタルへのシフトを狙う人
製薬会社や医療機器メーカーで薬事・臨床・営業・PMSの経験を積み、「もっとアジャイルな環境でプロダクトに関わりたい」と感じている人材にとって、サスメドは最適なステージだ。専門知識がスタートアップで即戦力として活かせる。
2. ヘルスケア領域に関わりたいエンジニア
医療機器ソフトウェア開発・臨床データ管理・PHR(個人健康記録)関連の技術に関わりたいエンジニアには絶好の機会だ。医療分野特有のセキュリティ・プライバシー・品質管理を学びながら開発できる環境は、キャリアの差別化につながる。
3. 社会的インパクトを仕事に求める人
「薬に頼らない治療の選択肢を増やす」というミッションは、数字だけでは測れない社会的意義を持つ。キャリア後半でインパクトを追求したい人や、若手でも「意味のある仕事」を重視する人に響くミッション設定だ。
4. スタートアップのリスクを理解し許容できる人
薬事承認・保険収載という大きな不確実性を前に、ポジティブに取り組める精神的な強さが求められる。ゼロイチのフェーズを楽しみ、成功時のアップサイドを狙える人材に向く。
5. 医師・研究者でキャリアをビジネス側に広げたい人
臨床経験・研究業績を持ちながら、ビジネスやプロダクト開発側のキャリアを模索している医師・薬剤師・研究者にとって、サスメドは専門性を殺さずに新しい役割を担える場だ。
サスメド株式会社に向いていない人
ミスマッチ防止のための正直な整理として、以下のようなタイプはサスメドとの相性が低い可能性がある。
- タイプ1:安定した収益基盤と賞与保証を優先したい人 — 現在は営業赤字のR&Dフェーズであり、財務的安定を最重視する場合はリスクが高い
- タイプ2:大企業的な研修体制・キャリアパスの明示を求める人 — 43名規模では体系的なキャリア開発プログラムは限定的で、自律的な成長が前提となる
- タイプ3:医療・規制産業への関心が薄いエンジニア — 薬事・品質管理の制約を「面倒」と感じる場合、事業の本質と乖離が生じやすい
- タイプ4:短期間でのIPOや成果を期待しすぎる人 — 薬事承認のタイムラインは行政次第であり、短期での成果可視化には限界がある
- タイプ5:チーム規模・組織のスケールを重視する人 — 小規模組織ゆえの制約(分業の限界、リソース不足)に対する耐性が必要
サスメド株式会社の選考対策
1. DTxと医療規制の基礎を理解してから臨む
面接前にDTxの概念、日本における医療機器プログラム(SaMD)の規制、薬事承認プロセスの基礎を抑えておくことが重要だ。「治療用アプリとは何か」を語れる程度のインプットがあると、面接での会話レベルが格段に上がる。
デジタルヘルスに関する厚生労働省・PMDA(医薬品医療機器総合機構)の資料やサスメドのIR資料・プレスリリースを事前に読み込む準備が有効だ。
2. 自身の専門性とミッションの接点を言語化する
「なぜDTxなのか」「なぜサスメドなのか」という問いに対して、自分のバックグラウンドとの接点を具体的に語れることが求められる。製薬出身なら「臨床でデジタルソリューションの不足を感じた経験」、エンジニアなら「医療課題への関心の原体験」を整理しておく。
3. 不確実性への向き合い方を事例で示す
R&Dスタートアップへの転職を評価する面接では、「リスクや不確実性をどう扱ってきたか」が問われる。これは「不安ですが頑張ります」ではなく「こういう不確実な状況でこうアプローチした実績がある」という形で答えられると評価が高い。
4. 小規模組織での自律的な仕事経験をアピール
ジョブディスクリプションが明確でない環境での業務経験や、自らスコープを定義して進めた経験を話せると強い。大企業での「役割通りの仕事」ではなく「自分で創った仕事」の話が刺さる。
5. 製品・会社への具体的な問いを準備する
Medcleの現在の薬事申請状況、Susmed Systemの顧客数・ARRの水準、競合他社との差別化戦略など、IRや公開情報を読み込んだうえで「あなたたちの事業に本気で興味がある」姿勢を逆質問で見せることが有効だ。
6. ストックオプション・報酬条件の確認を遠慮しない
オファー段階でSOの付与条件(行使価格・枚数・ベスティング)を確認することは失礼ではなく、むしろビジネス感覚があると好意的に評価される。報酬のリスクリターン構造を理解したうえで入社する姿勢は、リスク許容度のある人材であることのシグナルになる。
サスメド株式会社への転職で評価されやすい経験
- 薬事申請(新医療機器・医療機器プログラム)の実務経験
- 製薬会社・CRO・SMOでの臨床開発・CRA・プロジェクト管理経験
- 医療機器・ヘルスケアIT企業でのプロダクト開発経験
- iOS/Androidアプリ開発(特にヘルスケア・患者向けアプリ)
- 臨床試験データ管理(EDC、eCOA、CTMSなど)のシステム構築経験
- 医師・薬剤師・看護師などの医療資格保有
- 製薬会社MR・MSLとして医師向けの科学的コミュニケーション経験
- ビジネスデベロップメント・パートナーシップ交渉の実績
- スタートアップでのゼロイチのプロダクト立ち上げ経験
- データサイエンス(臨床データ分析・機械学習の医療応用)
- QMS(ISO13485等)の実装・維持経験
- 不眠・睡眠医療・精神科領域の臨床または研究知識
特に評価されやすいのは「製薬・医療業界のビジネス経験+テクノロジーへの理解・意欲の両立」であり、片方だけでなく両方を持つクロスオーバー人材が最も希少で歓迎される。
まとめ
サスメドは「デジタル治療」という日本ではまだ珍しい事業領域で、大手製薬企業との提携を背景に薬事承認・保険収載を目指すヘルステックスタートアップだ。43名という小さな組織に、医師・薬事専門家・エンジニア・ビジネス人材が集まり、医療を変えるというミッションに取り組んでいる。
平均年収864万円という水準はスタートアップとして突出しており、専門性に対する対価を惜しまない採用姿勢が見受けられる。一方で現時点は営業赤字のR&Dフェーズであり、収益化のカギは薬事承認・保険収載の成否にかかっている。事業リスクを理解したうえで「このタイミングで乗る」判断ができる人材にとって、希少性の高いキャリア機会だ。
転職先として検討するにあたっては、「医療×IT」という双方への関心・理解があること、不確実性の高い環境での自律的な仕事が楽しめること、ミッションへの共感を確認することが重要だ。製薬・医療業界で「変化のスピードに不満を持ちながら専門性を磨いてきた人」が、サスメドというステージで新しい挑戦を見つけるケースが最もフィットするだろう。
医療の未来を作るプロセスに関わりたいならば、サスメドは検討する価値のあるユニークな選択肢だ。
