企業概要

項目内容
正式社名株式会社QPSホールディングス
英語名iQPS Holdings, Inc.
旧社名株式会社QPS研究所(2025年11月27日 上場廃止。2025年12月1日 持株会社体制で再上場)
設立2005年6月15日(QPS研究所設立。ホールディングス移行は2025年12月)
代表取締役社長大西 俊輔
本社所在地福岡県福岡市中央区天神1丁目15番35号
従業員数連結約100名程度(詳細は最新有価証券報告書参照)
上場区分東証グロース市場(証券コード:464A)
売上高38.0億円(2026年5月期・前期比42%増)
平均年収非公開(口コミ参考値は450〜700万円程度とされる)
事業内容小型SAR衛星の開発・製造・運用、衛星画像データの販売及び解析サービス

QPS研究所は九州大学の研究者が中心となって創業した大学発ベンチャーだ。独自開発の「展開式パラボラアンテナ」により衛星の小型・軽量化と低コスト化を同時に実現し、グローバルな宇宙産業の中でも技術的な存在感を示している。

2025年12月に持株会社体制へ移行し、QPSホールディングス(証券コード:464A)として再上場。事業会社の株式会社QPS研究所(英語名:iQPS Inc.)が実際の衛星開発・運用を担う体制となっている。2026年5月期の売上高は38.0億円と前期比42%増と大幅成長を遂げており、防衛省との大型長期契約が成長を力強く後押ししている。

主な事業内容

QPSホールディングスの事業の核心は、小型SAR衛星コンステレーションによる地球観測データの提供だ。衛星の開発・製造から打上げ・軌道上運用・データ販売・解析ソリューション提供までを一貫して手がける垂直統合モデルを採用している。

SAR衛星コンステレーション(画像提供)

小型SAR衛星が撮影した地球観測画像のデータ販売が事業の中心だ。SAR(合成開口レーダー)は光学カメラと異なり、夜間や悪天候でも撮影できる特性を持ち、防災・安全保障・インフラ監視・農業など幅広い用途で活用されている。

2026年7月現在、9機の衛星を商用運用しており、2026年5月期は4機のQPS-SAR衛星を新たに打ち上げ、全機の商用運用を開始した。防衛省「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」(2026年2月〜2031年3月)の主要プレーヤーとして、官公庁向け販売が収益の大きな柱となっている。

衛星開発・製造(開発調査研究)

顧客からの受注や政府補助事業を通じて衛星の開発・製造を行うセグメント。独自の展開式パラボラアンテナ技術は、従来の衛星と比べて打上げコストを大幅に削減できる革新的な設計だ。この技術的差別化が受注獲得と競合との差異化につながっている。

防衛省向けの衛星開発も進行中であり、開発調査研究の売上も前期比で増加している。

解析サービス・ソリューション

SAR画像の生データ販売にとどまらず、AIを活用した画像解析・変化検知・異常検出などのソリューション提供も展開している。インフラ(港湾・空港・道路)の定点監視、農地の作物生育状況把握、大規模災害後の被害状況把握など、具体的なユースケースへの展開が進んでいる。

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)の強み

強み1. 独自技術「展開式パラボラアンテナ」による圧倒的なコスト優位性

QPS研究所の最大の技術的差別化要素は、独自開発した展開式パラボラアンテナだ。折り畳み可能なアンテナを宇宙で展開する仕組みにより、衛星本体の小型化と打上げコストの大幅削減を実現した。同じ観測能力を持つ大型SAR衛星と比較して、コンステレーション全体の構築費用が大きく下がる。

この技術は九州大学の研究成果を商用化したもので、特許取得済みの独自資産だ。後発プレーヤーが簡単に模倣できない技術的堀として機能しており、コスト競争力での優位を長期にわたって維持できる可能性が高い。

強み2. 防衛省5年697億円の大型長期契約による安定収益基盤

2026年4月に開始した防衛省「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」は、5年間で697億円超の売上見込みを持つ大型長期案件だ。防衛・安全保障分野における衛星データの重要性は年々高まっており、同社はその主要サプライヤーとしての地位を確立した。

この長期契約の存在は、経営の安定性に大きく寄与する。スタートアップが抱えがちな収益変動リスクを相当程度吸収しており、投資家・採用候補者双方に安心感を与える要素だ。

強み3. 九州大発・20年超の研究蓄積と地方発ベンチャーの先進事例

2005年に福岡で創業し、20年以上の研究・開発経験を持つ。「九州から宇宙へ」というストーリーは地域産業振興の観点でも評価が高く、福岡市・九州大学との産学連携も強固だ。東京集中の宇宙ベンチャーが多い中、地方拠点でのものづくりを継続している点は採用においても個性になっている。

転職者にとっては、「東京以外でも最先端の宇宙開発に携われる場所」として意義深い。福岡というQOLの高い都市に在住・移住しながら宇宙産業に参画できるのは希少なキャリアオプションだ。

強み4. コンステレーション拡張計画の具体性と成長可視性

2026年現在9機、2028年5月期に24機、将来的に36機体制の早期実現を目指すロードマップを公開している。コンステレーション規模が大きくなるほど、同一地点への再訪問頻度が上がり、データの価値と販売機会が拡大する。計画が具体的な数字と時期を伴って開示されており、成長の可視性が高い。

ビジネス職からすると、データ販売の拡大余地が定量的に把握できる環境であり、自分のキャリアが企業成長と連動しやすい構造になっている。

強み5. SAR衛星の社会的需要の多様さ

防災(台風・洪水・地震の被害把握)、農業(水稲・畑作のモニタリング)、インフラ管理(送電線・ダム・道路の変位検知)、安全保障(船舶・車両の動態把握)——SAR衛星が役立つ分野は極めて多様だ。一つの市場が縮小しても他で補える構造を持っており、単一ユースケース依存のビジネスよりもリスクが分散されている。

強み6. 2025年12月の持株会社移行によるグループ経営強化

持株会社体制への移行は、複数の事業会社や提携先の管理・統括機能を強化し、海外展開や新規事業の加速に向けた布石だ。コーポレート人材・法務・IR・M&A戦略など、グループ経営を支えるポジションの採用ニーズが生まれている。

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)の年収事情

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ(目安)
衛星システムエンジニア550〜850万円程度
電気・電子エンジニア500〜800万円程度
ソフトウェアエンジニア(組込み・地上系)500〜800万円程度
データサイエンティスト / 画像解析550〜850万円程度
事業開発 / ビジネス開発500〜750万円程度
営業(官公庁・民間)480〜720万円程度
コーポレート / IR480〜700万円程度

※上記は宇宙スタートアップ業界の一般的な水準と口コミ情報を参考にした目安レンジ。確定値は採用選考の中で確認すること。

給与制度の特徴

QPSホールディングスの平均年収は非公開となっており、口コミサイト等では450〜700万円程度の参考値が見られる。上場ベンチャーとしてストックオプション等の株式報酬制度が整備されている可能性があるが、詳細は採用プロセスで確認が必要だ。

同社は売上高38億円規模のフェーズにあり、防衛省の大型長期契約による安定収益も加わったことで、処遇改善の余地が生まれているといえる。給与のベース水準は大企業の航空宇宙部門には及ばないが、成長企業としてのエクイティアップサイドと仕事の社会的意義が非金銭報酬として機能している。

年収を見る際の注意点

  • 有価証券報告書ベースの平均年収は公式開示を直接確認することを推奨する
  • スタートアップの性質上、ストックオプションの行使益が実質的な報酬の一部となる
  • コンステレーション拡大とともに採用・処遇が変化している可能性がある
  • 本社が福岡のため、東京と比べた生活コストの低さを総合的な報酬として評価することも一つの視点だ

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)の働き方・福利厚生

QPSホールディングスは福岡市天神を本社拠点とし、地方都市ならではのQOLの高い環境を提供している。宇宙ベンチャーとしては20年の歴史があり、採用・福利厚生の制度は順次整備されてきた。

勤務時間・休日 研究開発系のスタートアップとして、フレックスタイム制や裁量労働制を採用していると考えられる。衛星の打上げ・運用フェーズは特定期間の集中作業が発生する。年間休日は一般的な上場企業水準(120日前後)と推定されるが、採用時の確認を推奨する。

リモートワーク ソフトウェア・データ解析系の職種はリモート対応の余地があるが、衛星ハードウェア開発・試験工程は福岡オフィスへの出社が必要。東京・大阪からの地方移住採用の実績もあるとされる。

主な福利厚生・待遇

  • 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
  • 交通費支給
  • ストックオプション制度(上場企業としての整備状況は採用時確認推奨)
  • 学習支援・書籍購入支援(スタートアップ系で一般的な制度)
  • 宇宙関連国際会議・学会への参加支援
  • 健康診断

福岡本社の生活環境 天神という福岡市の中心部に位置しており、交通利便性が高い。住居費・生活コストが東京比で大幅に低く、QOLの観点では地方移住を検討しているエンジニアにとって魅力的な選択肢になり得る。

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)の社風・カルチャー

一言で表すなら「九州の宇宙開拓者たちの熱量と実直さ」

QPSとは「Q-shu Pioneers of Space」——その名の通り、九州から宇宙産業を切り開くという強い使命感が組織のDNAに刻まれている。創業者や研究者出身のメンバーが多く、「地道な技術開発で世界と戦う」という実直さが基本的なカルチャーを形成している。

ベンチャースタートアップの中では比較的落ち着いた雰囲気とされており、技術に真摯に向き合う文化が根付いている。宇宙開発のロマンと現実のエンジニアリング課題の両方に向き合える人材が活躍している。

評価される人物像

  • 宇宙・衛星技術への深い関心とQPSのミッションへの共感
  • 地道な研究・開発を続けられる忍耐力と技術への誠実さ
  • 九州・福岡という環境に適応できる(または移住意欲がある)柔軟性
  • 官公庁・防衛分野のビジネス特性を理解し、誠実に対応できる人
  • スタートアップならではの流動的な環境でオーナーシップを持って動ける人

表面的なイメージと実態の差

「宇宙スタートアップ」というとシリコンバレー的なスピード感・派手さをイメージしやすいが、QPSは20年の歴史を持つ地方大学発ベンチャーで、落ち着いた研究開発文化が主体だ。政府機関との長期契約を主軸とした安定志向のビジネスモデルも相まって、スタートアップらしい激しい変化よりも、ミッションへの着実な積み上げを重視する文化がある。

一方、コンステレーション拡張フェーズにある今は事業規模が急拡大しており、組織も変化の時期にある。「安定と成長の両方を同時に経験できる局面」ともいえ、それが同社のユニークな魅力の一つだ。

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)の転職難易度

難易度:4級(やや高い)

小型SAR衛星開発という高度に専門的な技術領域であり、衛星工学・電磁波工学・組込みシステムなどの専門知識を持つ人材は市場に限られる。官公庁向けビジネスの経験・理解も選考において加点要素になる。

一方、データ解析・営業・コーポレートなどの職種では、衛星経験がなくても宇宙産業への熱意と専門スキルがあれば選考ルートが開かれている。本社が福岡のため、東京からの応募者はリモート対応の可否と移住意欲を事前に整理しておくことが重要だ。

理由1. SAR衛星開発の専門技術者が希少

電波工学・マイクロ波・合成開口レーダー信号処理など、SAR衛星に特有の技術領域のエンジニアは日本でも絶対数が少ない。JAXA・防衛関連研究機関・大型メーカーの出身者が候補層の中心となりやすく、一般的なITエンジニアからの転換には大きなスキルギャップが存在する。

理由2. 福岡本社という地理的ハードル

東京からの転職希望者にとって、福岡移住の意思決定は大きなハードルになる。完全リモートでの採用はハードウェア開発職では難しく、オフィス勤務が基本となる職種では移住を前提とした選考になる。家族の事情・生活基盤なども含めて事前に整理が必要だ。

理由3. 官公庁・防衛分野のビジネス特性の理解

収益の大部分を防衛省との長期契約が占める構造上、官公庁向けビジネスの特性(調達プロセス・機密取扱・長期スパンの意思決定)への理解が求められる職種がある。民間B2Bのみのバックグラウンドでは、業界理解の醸成に時間がかかる場合がある。

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)に向いている人

1. SAR・電波工学系のエンジニア

電磁波・マイクロ波・レーダー信号処理に関わる研究・開発の経験を持ち、宇宙に応用したいと考えているエンジニア。JAXA・防衛省系研究機関・電機メーカー出身者が特に親和性が高い。

2. 宇宙×防衛・安全保障分野でキャリアを確立したい人

防衛・安全保障は宇宙産業の中でも最も安定した需要が見込まれるセクター。同社の大型防衛省契約の真っ只中で、衛星コンステレーション整備に携われるポジションは貴重だ。

3. 福岡(または九州)でキャリアを築きたい人

「地方でも最先端の仕事がしたい」という志向を持つ人。生活コスト・自然環境・食文化など福岡のQOLは高く、子育て世代や東京の過密環境から移りたい人にも合う。QPSは地域密着型の宇宙ベンチャーとして福岡市のエコシステムとも深く連携している。

4. 画像解析・GIS・リモートセンシングの技術者

衛星画像のデータ解析・変化検知・AIモデル開発の経験がある人。AxelGlobeの光学画像とは異なりSAR特有の画像処理が必要で、専門知識が活かせる。

5. 官公庁向けビジネス開発の経験がある営業・事業開発職

省庁・自治体・防衛関連機関向けの提案・受注経験を持ち、衛星データという新しいソリューションを広げたいと考える人。人脈・ネットワークが直接事業に貢献できる職種だ。

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)に向いていない人

転職のミスマッチを防ぐために、向いていないタイプも正直に記しておく。

  • タイプ1: 大都市(東京・大阪)を離れる気がない人。本社が福岡のため、ハードウェア職は地方移住が前提となるケースが多い
  • タイプ2: 短期間の成果・インセンティブを最優先にする人。衛星開発は打ち上げまでのリードタイムが長く、成果が可視化されるまで時間がかかる
  • タイプ3: 機密・防衛関連業務に抵抗がある人。売上の大半が防衛省向けとなっている現状で、防衛分野への価値観的な抵抗がある場合は向かない
  • タイプ4: 宇宙・衛星データへの関心が薄く、「安定した大企業っぽい雰囲気だから」という理由で選ぶ人。ミッション志向の組織文化とのギャップが生じやすい
  • タイプ5: 最先端のウェブ技術・SaaS・フィンテックなど、高成長・高報酬のIT業界水準を求める人。宇宙スタートアップの報酬水準はメガベンチャーには及ばない

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)の選考対策

1. SAR衛星の技術・用途を徹底理解する

光学衛星(可視光)とSAR(合成開口レーダー)の違い、SARが夜間・曇天でも撮影できる理由、マイクロ波の散乱特性——これらを理解したうえで選考に臨むこと。「なぜSARか」「なぜQPSのアンテナ技術が革新的なのか」を自分の言葉で説明できるようにしておく。

2. 防衛省案件・コンステレーション計画を把握する

5年697億円の防衛省案件の内容、2028年24機・将来36機というコンステレーションロードマップを決算説明資料・IRリリースで把握しておく。「会社の成長フェーズを理解している」という印象を与えることが選考突破の近道だ。

3. 「なぜ福岡か」を前向きに語れるようにする

東京からの応募の場合、面接では「なぜ福岡移住を選ぶのか」が必ず問われる。家族の了承・移住の意志・福岡の生活環境への期待など、具体的かつ前向きな文脈で話せるよう準備する。「消極的な理由での地方移住」は選考で不利になりやすい。

4. 技術職は専門領域の実績を具体的にまとめる

電磁波・レーダー・組込みシステム・衛星系統のどの領域でどんな技術課題を解決したかを、数値や成果を交えて説明できるようにしておく。学術論文・特許・学会発表がある場合は積極的に提示する。

5. ビジネス職は官公庁向けの提案・受注経験を整理する

省庁・防衛・自治体向けのビジネス経験がある場合は、具体的な案件規模・役割・成約に至ったポイントを整理しておく。「衛星データを活用した具体的な活用提案」を自分なりに考えて持参できると差がつく。

6. QPSのビジョン「Q-shu Pioneers of Space」への共鳴を示す

面接では「なぜQPSか」が核心的な質問になる。九州から宇宙を変えるというストーリーへの個人的な共鳴、地方発スタートアップが世界と戦う意義への共感を、自分のキャリアヒストリーと接続して語れるようにする。

株式会社QPSホールディングス(旧QPS研究所)への転職で評価されやすい経験

  • SAR・合成開口レーダー・マイクロ波の研究・開発経験
  • 小型人工衛星の設計・製造・試験・軌道上運用の実務経験(JAXA・電機メーカー等)
  • 電気・電子・情報工学系大学院での衛星・宇宙工学の研究歴
  • 組込みソフトウェア開発(C/C++)・リアルタイムOSの実務経験
  • 地上局系システムの設計・構築・運用経験
  • SAR画像処理・リモートセンシング・GIS解析の技術スキル
  • Pythonを用いた衛星データ解析・機械学習・変化検知の実装経験
  • 防衛省・官公庁向けの大型調達案件の提案・受注・プロジェクト推進経験
  • 防衛・安全保障・インテリジェンス分野でのビジネス開発経験
  • 九州大学・北九州市立大学などの研究機関とのコネクションや産学連携の経験
  • 海外衛星事業者・打上げプロバイダー・政府機関との英語での技術交渉経験
  • 上場ベンチャーでのIR・開示・コーポレートファイナンスの経験
  • スタートアップでの持株会社体制移行・組織設計の経験

特に評価されやすいのは、衛星工学の技術力と官公庁向けビジネスの経験を掛け合わせた人材だ。 防衛省との大型長期契約を確保した今の成長フェーズでは、「衛星が分かって、政府ビジネスも動かせる」というダブルスキルの人材が希少価値を最大化できる。

転職を検討する前に確認したいこと

同社への転職を検討する際は、求人情報だけで判断せず、次の観点を自分なりに整理しておくことをおすすめします。事業フェーズや資金の状況によって、求められる人材像や働き方が大きく変わるためです。

  • 直近の決算・IR・プレスリリースで、事業や資金がどのフェーズにあるかを把握する
  • 自分が担当する予定の職種やチームが、事業のどこに位置づけられるのかを確認する
  • 入社後に伸ばせるスキルと、自身の中長期のキャリアプランが重なっているかを見極める
  • 給与・評価制度やインセンティブ設計への納得感を確認する
  • 面接やカジュアル面談を通じて、経営陣や現場メンバーの価値観に共感できるかを確かめる

こうした点を事前に整理しておくことで、入社後のミスマッチを防ぎ、長く活躍できる可能性が高まります。本記事とあわせて公式サイトや最新の開示情報を確認し、ご自身のキャリアプランに照らして総合的に判断してください。

まとめ

QPS研究所(現:QPSホールディングス)は、日本の宇宙ベンチャーの中でも特異なポジションを占める会社だ。九州大学発の地方創業、独自の展開式パラボラアンテナ技術、防衛省との5年697億円超の大型長期契約——これらは他の宇宙スタートアップが持ち合わせていない強みの組み合わせだ。

2026年5月期の売上高38.0億円(前期比42%増)という数字が示すとおり、コンステレーション拡張フェーズの成長は現実のものとなっている。2028年の24機体制、さらに36機への道のりを着実に歩んでおり、事業の成長軌道は明確だ。

転職候補者の視点で見ると、「宇宙×防衛×福岡」という三つのキーワードへの共鳴が選考の通過を左右する。逆にこの3点が合致する人には、日本の宇宙産業の最前線で歴史的な仕事に関われる、得がたいキャリアチャンスが待っている。九州から宇宙の未来を切り開く——そのパイオニアの一員になりたいという熱量を持った人の応募を、QPSホールディングスは歓迎している。