「クレアトゥラ株式会社はやばいのか」——転職を検討する際、この検索をされた方は、急成長するスタートアップへの期待と、まだ情報の少ない企業への不安の両方を抱えているのではないでしょうか。クレアトゥラは2022年7月に設立された、カーボンクレジットやデジタルMRV(測定・報告・検証)を軸とするGX/クライメートテック領域のスタートアップです。

同社は創業からわずか3年半ほどで累計15.5億円の資金を調達し、2026年8月にはシリーズBで10億円の増資と東京瓦斯との資本業務提携を発表しました。フィリピンでの水田メタン削減プロジェクトや国内J-クレジットの創出など、社会性と事業性を両立させる取り組みが注目を集めています。

一方で、非上場スタートアップであるがゆえに売上や平均年収などの数値は非公開で、社員クチコミサイトにも投稿がまだ存在しません。カーボンクレジット市場そのものが世界的に制度整備の途上にあり、手法をめぐる議論も報じられています。転職先として検討するなら、こうした背景も含めて把握しておく価値があります。

この記事では、公式情報や一次情報で確認できた事実をもとに、良い面だけでなく気になる点も正直に扱いながら、クレアトゥラの実像を転職エージェントの視点で整理していきます。

企業概要

クレアトゥラ株式会社の基本情報を、公的データベースと公式サイトで確認できる範囲で整理します。非上場スタートアップのため、売上高や平均年収など開示されていない項目は「非公開」と記載しています。

項目内容
会社名クレアトゥラ株式会社(英: Creattura Co., Ltd.)
設立2022年7月4日
代表取締役CEO服部倫康(Tomomichi Hattori)
本社所在地東京都中央区日本橋富沢町10番13号 WORK EDITION NIHONBASHI 7階(Gビズインフォには港区赤坂の事業所も記載)
資本金1億円(シリーズA/B増資後)
従業員数21人(事業所ベース・Gビズインフォ調査時点)
上場区分非公開(未上場)
売上高非公開
平均年収非公開
平均年齢非公開
平均勤続年数非公開
主な事業カーボンクレジット・再エネ証書の売買、カーボンプロジェクト開発、脱炭素コンサルティング、デジタルMRV SaaS「Lynx」の開発・販売

補足として、本社所在地は公式リリースでは中央区日本橋、Gビズインフォでは港区赤坂の事業所も記載されており表記に揺れがあります。従業員数についてはGビズインフォの事業所ベースで21人とされる一方、STARTUP DBでは2026年8月時点で「〜50名」と紹介されており、増資に伴う採用強化で拡大局面にあると読み取れます。特許は3件を保有しています。

主な事業内容

クレアトゥラは「かけがえのない自然を次世代へ」をミッションに掲げ、カーボンクレジットを軸としたGX/クライメートテック事業を複数展開しています。単なる仲介にとどまらず、クレジットの「開発」から「取引」「検証テクノロジー」までを一気通貫で手がけている点が特徴です。

カーボンクレジット・再エネ証書の売買

国内外のカーボンクレジットや再生可能エネルギー証書の調達・供給を行う取引事業です。公式サイトによると、創業からの3.5年間で取引累計140万トンCO2超の実績があるとされています。企業の脱炭素ニーズと供給側をつなぐ、同社の基盤事業のひとつです。

カーボンクレジット開発

フィリピン・パンガシナン州での水田AWD(Alternate Wetting and Drying=間断灌漑)によるメタン削減プロジェクトや、国内J-クレジットの創出を手がけます。報道では対象面積が2万2000ヘクタールまで拡大したとされ、独自開発のデジタルMRVプラットフォーム「Lynx AWD」「Lynx Connect」を活用して削減量を管理していると紹介されています。国内クレジットの創出実績は8万トンCO2相当とされ、対応するJ-クレジット方法論は11種類以上に及びます。

脱炭素コンサルティング

企業の脱炭素戦略の立案や、VPPA(仮想電力購入契約)の支援などを行うコンサルティング事業です。技術系ポータルMetoreeの「カーボンクレジットコンサルの会社 注目ランキング(2026年)」では、Green Carbon(1位)、バイウィル(2位)に次いでクレアトゥラが3位として掲載されています。

SaaS・テクノロジー

デジタルMRVプラットフォーム「Lynx」を他社向けに販売するSaaS事業です。衛星リモートセンシングとAI分析を組み合わせた現地検証を強みとし、削減量の測定・報告・検証をデジタル化する仕組みを提供しています。クレジット開発で培った自社の運用ノウハウを、外部にも展開していく構えです。

クレアトゥラ株式会社の強み

急成長するスタートアップとしてのクレアトゥラの強みを、公開情報から読み取れる範囲で整理します。

強み1. 有力投資家からの継続的な資金調達

シリーズAで累計5.5億円、2026年8月のシリーズBで10億円を調達し、累計調達額は15.5億円に達しています。引受先にはDBJキャピタル、三井住友海上キャピタル、日本ベンチャーキャピタル、グローバル・ブレインといった有力ベンチャーキャピタルが名を連ねており、事業への評価と資金的な後ろ盾を示すシグナルといえます。

強み2. 大手インフラ企業との資本業務提携

2026年8月7日、東京瓦斯との資本業務提携を発表しました。東京ガスのネットワークとクレアトゥラの「Lynx Connect」を組み合わせたJ-クレジットの地産地消モデルや、港区でのカーボンオフセット都市ガス販売の検討が公表されています。スタートアップでありながら、大手インフラ企業と組んで社会実装を進められる関係性を築いている点は大きな強みです。

強み3. 開発から検証まで垂直統合した事業モデル

クレジットの「開発」「取引」「コンサル」「検証テクノロジー」を自社内で連携させている点は、他の仲介中心の事業者と一線を画します。フィリピンのAWDプロジェクトで蓄積した現場ノウハウを、そのままLynxというSaaSに還元できる構造は、事業の再現性と収益の多角化につながります。

強み4. グローバルに展開する事業基盤

JCM(二国間クレジット)の開発経験は6か国に及び、国際チームは12か国以上のメンバーで構成されると公式サイトに記載されています。フィリピンを中心に、ASEAN各国での自社プロジェクト開発も進めており、国内にとどまらないスケールを志向しています。

強み5. 独自技術による差別化

衛星リモートセンシングとAIを活用したデジタルMRVは、削減量の測定・報告・検証をデジタル化するもので、特許も3件保有しています。カーボンクレジットの信頼性が問われる市場において、検証を技術で裏づける仕組みは競争優位につながり得る要素です。

強み6. 社会性の高いミッション

「かけがえのない自然を次世代へ」というミッションのもと、脱炭素という世界的な課題に事業で取り組んでいます。カーボン・シナジー・コンソーシアムには32社が加盟しており、賛同する企業を巻き込みながらエコシステムを広げている点も、働く意義を感じやすい環境といえます。

クレアトゥラ株式会社の年収事情

クレアトゥラは非上場企業のため、平均年収は公開されていません。ここでは公式求人ページや求人媒体に掲載された情報をもとに、職種別のレンジを整理します。なお下記はあくまで公開求人からの推計であり、実際のオファー額は経験・スキル・ポジションによって変動する点にご留意ください。

職種別の想定年収レンジ(推計)

職種想定年収レンジ備考
人事労務500〜600万円公式求人ページ記載
ビジネス開発500〜700万円公式求人ページ記載
IT/DX プロジェクトマネージャー700〜900万円公式求人ページ記載
高待遇ポジション(例)1,000〜1,200万円ビズリーチの求人例

上記のうち500〜900万円台のレンジは公式リクルートページに明記された金額、1,000万円超はビズリーチに掲載された求人例に基づく推計です。専門性の高い職種ほどレンジが上がる傾向がうかがえます。

給与制度

給与制度の詳細は公開されていません。勤務形態はフレックスタイム制(コアタイム10:00〜15:00)で、試用期間は3ヶ月(ポジションや状況により最長6ヶ月まで延長される場合あり)とされています。ストックオプションの有無などスタートアップ特有の報酬設計については、公開情報からは確認できませんでした。選考の場で確認しておきたい項目です。

注意点

平均年収は口コミサイト・公開IRのいずれからも確認できず、非公開です。社員クチコミサイトOpenWorkにも投稿がないため、実際の昇給ペースや評価による変動幅を外部データで把握することは現時点では難しい状況です。提示レンジはあくまで募集要項上の目安であり、確定的な水準ではない点を踏まえて検討する必要があります。

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クレアトゥラ株式会社の働き方・福利厚生

公式リクルートページに記載された範囲で、働き方や制度を整理します。不明な項目は正直に「確認できない」と記載します。

勤務時間・残業

勤務形態はフレックスタイム制で、コアタイムは10:00〜15:00です。残業について公式採用ページには「あり(月平均20〜40時間)」と明記されています。月20〜40時間という幅は、繁閑や職種によって変動する可能性を示しており、成長フェーズのスタートアップとして一定の稼働は見込んでおくのが現実的でしょう。

リモートワーク

公式採用ページには、リモート勤務について「業務内容やチーム状況に応じて、週2回を上限にリモート勤務が認められる場合があります」と記載されています。フルリモートではなく、条件付きで週2回まで、という運用である点は事前に理解しておきたいところです。

福利厚生

福利厚生の詳細な一覧は公開情報からは確認できませんでした。特徴として、社員の半数が海外出身という多国籍環境である点が公式求人ページに記されています。国際チームで働ける環境そのものが、この会社ならではの魅力といえます。

注意点

福利厚生や休暇制度、各種手当の具体的な内容は公開されていないため、条件面を重視する方は選考プロセスの中で個別に確認することをおすすめします。試用期間が最長6ヶ月まで延長される場合がある点も、その判断基準が公式ページ上には明記されていないため、面接で確認しておくとよいでしょう。

クレアトゥラ株式会社の社風・カルチャー

一言で表すなら

「ゼロから制度をつくる意欲が問われる、多国籍なスタートアップ」です。事業も組織も拡大の途上にあり、整った仕組みの中で働くというより、仕組みそのものを一緒につくっていく姿勢が求められる環境と読み取れます。

評価される人物像

公式採用ページには、求める人物像として「仕組みが固まった環境ではなく、スタートアップとしてゼロから制度をつくることに意欲を持てる方」と記載されています。マニュアルを待つのではなく、自ら課題を見つけて動ける人が活躍しやすい文化がうかがえます。社員の半数が海外出身という多国籍環境であることから、異なる文化的背景の同僚と協働する柔軟性も重要になるでしょう。

表面的なイメージと実態の差

「脱炭素」「クライメートテック」という言葉からは、社会性の高い落ち着いた職場を想像するかもしれません。しかし実態は、フィリピンでの現場開発から衛星データを使った検証、大手との提携まで幅広く動く、変化の速いスタートアップです。理念に共感するだけでなく、事業の泥臭い部分やスピード感を楽しめるかどうかが、ミスマッチを避ける鍵になります。

クレアトゥラ株式会社の気になる点・入社前に知っておきたいこと(事実ベース)

ここでは、良い面だけでなくネガティブに映り得る点も正直に扱います。取り上げるのは一次情報で裏取りした事実のみで、いずれも中立的に記載します。なお、これらは市場全体や制度に関する論点を含み、クレアトゥラ個社への具体的影響を断定するものではありません。

社員クチコミがまだ存在しない

社員クチコミサイトOpenWorkの同社ページでは、閲覧時点で「社員クチコミはまだ投稿されていません」と表示され、各評価項目の回答者数は0件となっています。そのため、当該サイト上では労働環境・評価等に関する社員発の情報は確認できません。(出典: OpenWork

水田由来クレジットをめぐる市場全体の議論

認証機関Verraは2024年8月に中国の水田由来クレジット・プロジェクト37件を却下し、うち25件で過剰発行が確認されました。2025年1月時点の公表では、過剰発行分のうち約48万クレジットが補償された一方、約408万クレジットが未補償のままとされています。水田のAWD(間断灌漑)手法はボランタリー・カーボン市場全体でクレジット品質を問う議論の対象になっていると報じられています(クレアトゥラ個社への具体的影響は本情報からは確認できません)。(出典: Verra公式S&P Global

一部の項目が公開情報の範囲では明示されていない

クレアトゥラのフィリピン・パンガシナン州でのAWD事業は、報道では対象面積が2万2000ヘクタールまで拡大したとされ、衛星データ・AI分析・デジタルMRVを用いて削減量を管理していると紹介されています。一方で、同事業における独立した第三者監査の結果、農家への便益配分の詳細、発行済みクレジット枚数といった項目は、確認できる公開情報の範囲では明示されていません。(出典: Kepple

プロジェクトが正式登録の途上にある

報道によれば、同社のフィリピンAWDプロジェクトは「第三者機関による検証の最終段階にあり」、日比両国政府代表で構成するJCM合同委員会の承認を経て正式登録される見通しと説明されています(記事時点では正式登録の完了は明示されていません)。(出典: carboncredits.jp

カーボンクレジットの制度が整備途上にある

カーボンクレジットをめぐる国際的な枠組み(パリ協定6条やCORSIA等)は各種資料で整備・制度設計が進行中の段階にあると整理されており、ボランタリークレジットの会計・報告上の取り扱いは今後の規制動向に左右され得ると解説されています。特定手法のクレジットが企業のスコープ排出量の相殺に用いられるかは、各国・各制度のルールに依存する論点として一般に指摘されています。(出典: 経済産業省「カーボン・クレジット・レポート」関連資料

環境主張をめぐる規制強化の潮流

環境広告・環境主張をめぐっては、EUのグリーンウォッシュ規制(EmpCo指令等)や英国ASAの判断基準が整備されつつあると解説記事で報じられており、カーボンクレジットを用いたオフセット主張に対する規制・監視が強まっている論点として指摘されています。(出典: Sustainable Japan(2026-08-05)

残業・試用期間・求める人物像

公式採用ページの募集要項には残業について「あり(月平均20〜40時間)」と記載されています。また試用期間について「あり(3カ月)※ポジションや状況により最長6カ月まで延長となる場合があります」と記載されています(延長の判断基準は同ページ上には明記されていません)。求める人物像としては「仕組みが固まった環境ではなく、スタートアップとしてゼロから制度をつくることに意欲を持てる方」とされています。(出典: クレアトゥラ公式リクルートページ

いずれも重大な不祥事や法令違反を示すものではなく、市場や制度に関する論点、および非上場スタートアップゆえの情報の少なさが中心です。個社レベルで確認できる重大な懸念は、現時点の公開情報からは確認できませんでした。

クレアトゥラ株式会社の転職難易度

難易度:B級(やや高い)

クレアトゥラの転職難易度は、専門性の高いスタートアップ特有の水準にあると考えられます。急成長中で採用を強化している一方、少数精鋭かつ専門領域が明確なため、誰でも入れるわけではありません。

理由1. 従業員数が少なく採用ポジションが限定的

事業所ベースで21人、STARTUP DBでも〜50名規模とされる小さな組織です。1人あたりの担う範囲が広く、ポジションごとに求められる専門性が高くなるため、募集は限られた枠を高い基準で埋めていく形になりやすいと考えられます。

理由2. カーボンクレジット・脱炭素の専門知識が問われる

カーボンクレジット、J-クレジット、JCM、MRVといった専門領域を事業の中核とするため、これらの知識や関連業界の経験があると評価されやすい構造です。未経験からの参入には、キャッチアップの意欲と学習速度が求められます。

理由3. グローバル環境への適応が求められる

社員の半数が海外出身で、国際チームは12か国以上のメンバーで構成されると公式サイトに記載されています。英語を含む多国籍環境でのコミュニケーション力や、異文化での協働経験が、選考でのプラス要素になり得ます。

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クレアトゥラ株式会社に向いている人

  • 脱炭素・気候変動という社会課題に、事業を通じて本気で取り組みたい人
  • 整った仕組みを待つのではなく、ゼロから制度や業務を設計することに意欲を持てる人
  • カーボンクレジットや再生可能エネルギー、環境コンサルなどの知見・経験を活かしたい人
  • 多国籍・グローバルな環境でのコミュニケーションを楽しめる人
  • 急成長スタートアップの変化とスピード感を前向きに捉えられる人
  • 衛星データやAI、SaaSなどの技術と社会課題の交差点に関心がある人

クレアトゥラ株式会社に向いていない人

以下は批判ではなく、あくまでミスマッチを防ぐための整理です。次のようなタイプの方は、入社後にギャップを感じる可能性があります。

  • 完成された仕組みの中で安定して働きたいタイプ:まだ制度づくりの途上にあるため、整備された環境を求める人には負荷が大きく感じられる可能性があります。
  • 公開情報の少なさに強い不安を感じるタイプ:売上・平均年収が非公開で、社員クチコミも0件のため、外部データで裏づけを取りたい人には情報が不足します。
  • フルリモートや残業ゼロを最優先するタイプ:リモートは週2回上限、残業は月平均20〜40時間とされており、柔軟性はあるものの制約もあります。
  • 専門領域への学習意欲が湧きにくいタイプ:カーボンクレジットや脱炭素の専門知識が事業の前提となるため、継続的なキャッチアップが求められます。
  • 市場の不確実性を許容できないタイプ:カーボンクレジット市場は制度整備の途上にあり、外部環境の変化が事業に影響し得る点を受け入れられるかが分かれ目です。

クレアトゥラ株式会社の選考対策

対策1. 事業モデルの全体像を理解しておく

「開発」「取引」「コンサル」「検証テクノロジー」という4事業がどう連携しているかを、公式サイトやPR TIMESで把握しておきましょう。単なる仲介ではなく垂直統合型である点を理解したうえで、自分がどこに貢献できるかを語れると説得力が増します。

対策2. カーボンクレジット・脱炭素の基礎知識を押さえる

J-クレジット、JCM、MRV、AWDといった基本用語と、市場が制度整備の途上にあるという背景を理解しておくことが重要です。未経験の場合でも、業界の全体像と課題を自分の言葉で説明できると評価につながります。

対策3. 「ゼロからつくる意欲」を具体的なエピソードで示す

求める人物像に「ゼロから制度をつくることに意欲を持てる方」とあるため、過去に仕組みや業務を自ら立ち上げた経験を、具体的な行動と成果でアピールしましょう。指示待ちではなく能動的に動いた実例が刺さります。

対策4. グローバル環境への適応力を伝える

多国籍チームでの協働が前提となるため、英語力や異文化での就業・協働経験があれば積極的に伝えましょう。語学に自信がなくても、多様な相手と成果を出した経験を示すことが有効です。

対策5. 志望動機をミッションと結びつける

「かけがえのない自然を次世代へ」というミッションに、自分のキャリアや価値観をどう重ねるかを明確にしておきましょう。理念への共感だけでなく、その理念を事業として前に進めるために自分が何をするか、まで踏み込めると強い志望動機になります。

クレアトゥラ株式会社への転職で評価されやすい経験

  • カーボンクレジットや再生可能エネルギー証書の取引・調達の実務経験
  • J-クレジット、JCM、VCS等のクレジット制度・方法論に関する知見
  • MRV(測定・報告・検証)や環境データ分析の経験
  • 脱炭素・GX・サステナビリティ領域でのコンサルティング経験
  • 衛星リモートセンシングやAIを活用したデータ分析・プロダクト開発
  • SaaSプロダクトの企画・開発・カスタマーサクセスの経験
  • 大手企業や自治体との事業提携・アライアンスの推進経験
  • 海外プロジェクト、特にASEAN地域でのプロジェクトマネジメント経験
  • 英語を用いた多国籍チームでのマネジメント・協働経験
  • スタートアップでの制度設計・組織立ち上げ(人事・労務・バックオフィス構築)
  • IT/DXプロジェクトのプロジェクトマネジメント経験
  • 農業・環境・エネルギーなど現場を伴う事業のオペレーション経験
  • 資金調達・IR・経営企画などスタートアップの成長を支える経験

特に評価されやすいのは、カーボンクレジット・脱炭素の専門知識と、ゼロから仕組みを立ち上げるスタートアップ経験を兼ね備えた人材です。専門性と自走力の両方を示せると、少数精鋭の同社で活躍できる素地があると判断されやすいでしょう。

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まとめ

クレアトゥラ株式会社は、2022年設立ながら累計15.5億円を調達し、2026年8月にはシリーズB10億円と東京瓦斯との資本業務提携を発表した、勢いのあるGX/クライメートテックスタートアップです。カーボンクレジットの開発から取引、検証テクノロジーまでを垂直統合し、フィリピンの水田メタン削減や国内J-クレジット創出など、社会性と事業性を両立させる取り組みを進めています。

一方で、非上場ゆえに売上・平均年収は非公開で、社員クチコミも現時点では0件です。カーボンクレジット市場そのものが制度整備の途上にあり、水田由来クレジットの品質をめぐる議論やグリーンウォッシュ規制の強化といった外部論点も報じられています。これらは同社個社の問題を示すものではありませんが、業界構造として理解しておく価値があります。

転職先として検討するなら、整った環境を求めるより、ゼロから仕組みをつくる意欲と、脱炭素という課題に事業で挑む志向を持てるかが鍵になります。多国籍環境やスピード感を楽しめる人にとっては、社会課題の最前線で成長できる魅力的な選択肢となり得ます。

最終的な判断にあたっては、この記事で挙げた良い面と気になる点の両方を踏まえたうえで、条件面や制度の詳細は選考プロセスの中で直接確認することをおすすめします。急成長する環境で自分の専門性と自走力を発揮したい方にとって、クレアトゥラは前向きに検討する価値のある一社といえるでしょう。