株式会社ボードルアは、ITインフラストラクチャ分野に特化したシステムインテグレーターとして、クラウド導入支援・ネットワーク設計・セキュリティ構築・運用保守を一気通貫で提供している企業だ。2007年設立ながら2021年に東証プライム市場へ上場を果たし、2026年2月期には売上収益174億円・営業利益34億円と急成長軌道を描く。

同社が一般の転職者に知られ始めたのは「未経験入社率ほぼ100%」という採用方針の独自性からだ。PCをまともに触ったことがない人材でも2か月の入社研修を経て現場に出し、数年かけてネットワークエンジニアからクラウドアーキテクト・プロジェクトマネージャーまでキャリアを伸ばせるモデルを構築している。

平均年齢は25〜26歳前後と極めて若く、20代で現場リーダーやマネージャーを任されるケースも珍しくない。一方で平均年収は400万円台前半とIT業界内では決して高くはなく、キャリア初期の「経験取得フェーズ」と割り切って入社する人材が多い。転職エージェントとして正直に伝えると、年収を早期に上げたいシニアエンジニアよりも、未経験からITインフラスペシャリストを目指したい若手に向いた企業だ。

企業概要

項目内容
正式社名株式会社ボードルア
設立2007年
代表者代表取締役社長 冨永 重寛
本社東京都港区麻布台1丁目3番1号 麻布台ヒルズ森JPタワー17階
資本金約6億円(2026年2月期)
従業員数1,315名(2026年2月期)
上場区分プライム市場(証券コード4413)
売上高約174億円(2026年2月期)
平均年収400〜420万円程度(各種調査推計)
平均年齢25〜26歳前後
平均勤続年数3〜4年程度(推計)
事業内容ITインフラストラクチャ事業(クラウド・ネットワーク・セキュリティ・サーバー)

2007年の設立以来、「ネットワークインフラ技術分野のフロントランナー」を標榜し、企業向けITインフラの設計・構築・運用を一貫して手がけてきた。2021年11月に東証プライムに上場(当時は東証一部相当)し、知名度が一気に高まった。麻布台ヒルズという最先端のオフィス環境も話題を集めている。2026年2月期の売上収益は前年同期比49.6%増・営業利益は同37.8%増と高成長が継続しており、業績面での勢いはIT業界内でも際立っている。

主な事業内容

ボードルアの事業は「ITインフラストラクチャ」の一本柱で、セグメントとしては単一報告セグメントに区分される。ただし技術領域は複数のサービスラインに分かれており、それぞれが異なる顧客課題に対応している。

クラウドソリューション事業

AWS・Azure・Google Cloudなどのパブリッククラウドを中心に、企業のオンプレミス環境からクラウドへの移行支援(クラウドリフト・シフト)、マルチクラウド設計・運用管理を担う。DX推進の追い風を受けて同社の主力事業として急拡大しており、クラウドエンジニアの採用・育成に最も力を入れている領域だ。単なる導入支援にとどまらず、コスト最適化・セキュリティ強化・監視体制の整備まで一括提供する点が顧客から評価されている。

ネットワークインテグレーション事業

5G・Wi-Fi 6対応を含むネットワーク設計・構築・運用管理が中核サービスだ。大規模なオフィスビルや工場・倉庫のネットワーク刷新案件から、SD-WAN導入・SASE構築まで幅広い案件を扱う。同社の創業期からの強みがネットワーク領域にあり、技術ノウハウの蓄積が厚い。ルーター・スイッチ・無線APの選定から設定・テスト・納品まで一気通貫で担当できるエンジニアを育てることが採用の目的でもある。

セキュリティ構築・運用事業

ファイアウォール・IDS/IPS・UTMなどのセキュリティ機器導入、脆弱性診断、SOC(セキュリティオペレーションセンター)連携まで対応する。サイバー攻撃の高度化・頻発化を背景に、セキュリティ案件の引き合いが増加傾向にある。ネットワーク構築とセキュリティを一体的に設計できることがボードルアの差別化要因となっており、顧客の「ワンストップ発注」ニーズを取り込んでいる。

ITインフラ運用・保守事業

構築後の継続的な保守・監視・障害対応を担うサービスラインだ。ITシステムの安定稼働を支えるインフラ運用の需要は景気変動の影響を受けにくく、ストック型の収益基盤を形成する。新入社員がキャリア初期に配属されることが多い領域でもあり、現場で機器操作・障害切り分けを体得する場として機能している。

研修・教育事業(社内完結型)

厳密には外部販売事業ではないが、新入社員向け研修を内部で完結させる仕組みがビジネスモデルの根幹をなす。未経験者を2か月の入社研修でCCNA(Cisco認定ネットワークアソシエイト)取得レベルまで育て、研修後に即戦力として現場配属する。このモデルが「未経験歓迎・経験者不要」という独自採用路線を可能にしている。

ボードルアの強み

強み1. ITインフラ特化による技術の深さ

SIer大手のように広域のシステム開発を手がけるのではなく、ITインフラ1領域に経営資源を集中している。これにより、クラウド・ネットワーク・セキュリティの三角形で深い技術ノウハウが蓄積されており、顧客からは「提案の質が高い」「運用後の障害対応が速い」という評価を得ている。転職者視点では、インフラ専業SIerに身を置くことで、アプリ寄りの案件に引っ張られることなく純粋にインフラ技術を深掘りできる環境が得られる。

強み2. 未経験者を育てる研修の仕組み

2か月の入社研修でCCNA相当の知識をゼロから習得させ、先輩社員のマンツーマンサポート体制を置く仕組みは、業界内でも珍しい取り組みだ。育休復帰率99.2%・研修満足度調査での高評価など、人材育成に対するコスト投資を厭わない姿勢が社員口コミからも確認できる。未経験からエンジニアへの転身を目指す転職者にとって、「入社時点で何も知らなくていい」という安心感は大きな価値だ。

強み3. 急成長と業績の安定性の両立

売上収益が前年比49.6%増という成長速度は上場企業としてかなり高い水準だ。クラウドシフト・DX需要・5G普及という複数の成長ドライバーが重なり、同社の事業領域全体が追い風を受けている。単一セグメントだが受注先は多様な業種に分散しており、特定業界の景気後退に引きずられにくい。転職者にとっては、「成長フェーズの企業でキャリアを積む」という選択肢として魅力的な局面にある。

強み4. 若手が活躍できる組織構造

平均年齢25〜26歳という数字が象徴するように、管理職・プロジェクトリーダーの多くが20代だ。成長企業特有の「ポジション不足」が起きにくく、20代後半でリーダー・30代前半でマネージャーというキャリアパスが現実的な射程内にある。年功序列ではなくプロジェクト貢献度で評価されるため、入社3〜5年で大きく責任範囲が広がると報告する社員が多い。

強み5. テレワーク・働き方改革の実績

テレワーク導入プロジェクト比率73%・平均残業時間9.8時間/月という数字は、現場常駐が多いインフラ業界の中では際立って良好だ。リモートラボ(自宅で社内学習環境を再現できる設備)や書籍・Web教材の購入支援(やる気応援制度)など、自宅学習を後押しする制度も整っている。工事・現場作業が発生するプロジェクトでは出社が必要なケースもあるが、設計・管理業務はリモート対応可能な案件が増えている。

強み6. 資格取得を全面バックアップする制度

月最大2万円の資格手当・資格マラソン(合格時に賞品進呈)・試験費用サポートなど、エンジニアとしての市場価値を高める資格取得を会社として積極的に後押しする。CCNA・AWS認定・Azure認定・CompTIAなどのインフラ系資格取得者が社内に多く、外部市場でも通用するスキルセットが身につく。

ボードルアの年収事情

ボードルアの年収水準はIT業界の中では低めに位置する。有価証券報告書ベースの平均年収は400〜420万円程度(推計)で、日経の公開データでは413万円前後とされている。平均年齢が25〜26歳と若いため、年功要素を除いた「同年齢比較」では決して特別に低いわけではないが、大手SIerや外資IT企業と比べると差がある。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
入社1〜2年目(研修修了後)280〜340万円
ネットワークエンジニア(3〜5年目)350〜450万円
クラウドエンジニア(3〜5年目)380〜500万円
現場リーダー(6〜10年目)450〜600万円
プロジェクトマネージャー550〜700万円
マネージャー職(部門管理)600〜800万円

給与制度の特徴

入社後3年目まで昇給額が一定額で保証される仕組みがある点は入社初期の安心材料だ。ボーナスは2年目の3月末から支給が始まる。4年目以降は上司評価・プロジェクト貢献度に応じた評価連動型に移行するため、能力主義的な傾向が強まる。資格手当は月額で支給されるため、複数資格を取得すれば確実に月収が上がる仕組みだ。

年収を見る際の注意点

  • 公開されている平均年収は正社員全体の平均であり、30代・40代の数が少ないため実態より低く見える面もある
  • 入社初期は年収が低いが、3〜5年でリーダー職に就いた場合は急上昇するケースがある
  • 年収を最優先にするならば入社後3〜5年でスキルを磨いてから大手SIerや外資ITへ転籍するキャリア設計も現実的な選択肢だ
  • 資格手当は非常に充実しており、活用次第で月2万円のプラスになる

ボードルアの働き方・福利厚生

勤務時間・休日 完全週休2日制(土日祝)・年間休日125日以上。夏季休暇・年末年始休暇・慶弔休暇・有給休暇のほか、ハネムーン休暇(結婚時に有給とは別の特別休暇)など、ライフイベントに対応した休暇制度が揃っている。

リモートワーク テレワーク導入プロジェクト比率73%と、インフラ系SIerとしてはリモート対応率が高い。設計・ドキュメント・管理業務はリモートが基本となりつつあるが、機器設置・現場立ち合いが必要なフェーズは現地対応が求められる。プロジェクトや担当フェーズによってリモート頻度に差がある点は事前に確認が必要だ。

福利厚生(主要10項目以上)

  1. 資格手当(月最大2万円)
  2. 資格マラソン(資格取得時に賞品)
  3. リモートラボ(自宅での社内環境学習設備)
  4. やる気応援制度(書籍・Web教材の購入・貸与)
  5. 家賃補助(月1万円)
  6. 社会保険完備(健保・厚生・雇用・労災)
  7. 育児休業・産前産後休暇(育休復帰率99.2%)
  8. ハネムーン休暇(結婚時特別休暇)
  9. 社員旅行(過去実績あり)
  10. 副業・兼業制度(一部条件付き)
  11. 資格取得費用支援(試験受験料補助)
  12. マンツーマン研修(入社後2か月)

注意点 年収が低い初期段階でのコスト負担は自己負担が一部発生する福利厚生もある。家賃補助1万円は都内の家賃水準と比べると補助額が少なめな点は口コミでも指摘されている。

ボードルアの社風・カルチャー

一言で表すなら「若手主導の実践育成集団」

年功序列よりも「先手を打った人が裁量を持てる」文化が根付いている。上司の指示を待つよりも自ら手を挙げてプロジェクトに関与した人材が評価される、ボトムアップ型の意思決定が歓迎される組織だ。社員口コミでは「仲間意識が強い」「20代でリーダーを経験できた」という声が目立つ一方、「成長意欲のある人とそうでない人の差が大きい」という指摘もある。

評価される人物像

成長意欲が高く技術習得に自分から投資できる人材が最も評価される。資格取得や自己学習を日常的に行い、現場で積極的に発言・提案できるエンジニアは早期にリーダーへ登用される傾向がある。逆に言えば、指示されたことだけをこなすスタイルではキャリアの天井が早く来る組織だ。

表面的なイメージと実態の差

「未経験歓迎・手厚い研修」というイメージは概ね実態と合致しているが、「入社すれば誰でも楽に稼げる」わけではない。テクノロジー習得への主体性がなければ、3〜4年で頭打ちになるリスクがある。また平均年収の低さはリアルであり、「年収400万で十分」という価値観より「スキルを身につけてから年収を上げる」という戦略的な思考で入社する人が長く活躍する傾向にある。

ボードルアの転職難易度

難易度:B級(中の下)

採用の間口は広く、未経験者でも積極的に採用している。ただし、完全に誰でも受かるわけではなく、成長意欲・コミュニケーション能力・論理的な思考力はスクリーニングされる。

転職市場全体で見れば中の下程度の難易度だが、以下の点で注意が必要だ。

理由1. 未経験歓迎だがポテンシャル選考が主軸

技術スキルのスクリーニングは最小限だが、「なぜITインフラエンジニアを目指すのか」「2〜3年後にどうなりたいか」という意欲・目標を明確に語れるかどうかが合否に直結する。漠然と「IT業界に入りたい」だけでは通過しにくい。

理由2. 若い組織文化へのフィット感

平均年齢25〜26歳の組織に馴染めるかどうかも評価される。30代・40代のキャリアチェンジの場合、柔軟性と「若手から学ぶ姿勢」を面接でどう示せるかが重要なポイントになる。

理由3. 書類選考での企業研究の深さ

志望動機で「ITインフラに興味がある」程度の記載では差別化できない。なぜボードルアなのか、同社の事業・文化・成長フェーズを具体的に理解した上で志望理由を書けているかどうかが書類段階で選別材料になる。

ボードルアの主な募集職種

ボードルアはITインフラ一本に特化した採用を行っており、技術職が採用の大半を占める。未経験者が入社後にエンジニアへ育つキャリアモデルが中心だ。

ボードルアに向いている人

タイプ1. ゼロからITインフラエンジニアを目指したい人

異業種・業界未経験でも歓迎される数少ない上場企業だ。「PCを触ってきたことがない」という人でも研修制度が整っているため、エンジニア転身への入口として使いやすい。

タイプ2. 20代で早くマネジメントを経験したい人

平均年齢が極めて若く、ポジションが相対的に開いている。主体的に動ける人は20代後半でリーダー・マネージャーに就ける可能性が高く、管理職経験を若いうちに積みたい志向の人に合う。

タイプ3. クラウド・ネットワークの専門スキルを深めたい人

特定技術に特化した案件に継続的に関われるため、一般的なSIerより深い技術スペシャリストを目指しやすい。AWS認定やCCNAなどの資格取得を会社が後押しする環境も整っている。

タイプ4. 働きやすさとスキルアップを両立したい人

残業月9.8時間・テレワーク73%というワークライフバランスは若手エンジニアが学習時間を確保しやすい環境だ。勉強と仕事を並行させて資格・スキルを積み上げたい人に向いている。

ボードルアに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のため、率直に示す。

  • タイプ:転職初年度から高年収を期待する人 → 平均年収が400万円台前半であることを前提に考える必要がある。入社数年は収入より経験に投資する割り切りがないと厳しい
  • タイプ:最新アプリケーション開発や上流コンサルを希望する人 → 同社はITインフラ特化のため、Webアプリ開発・戦略コンサルの案件は担当しない
  • タイプ:受け身で指示を待つスタイルの人 → 主体性を求めるカルチャーのため、自ら動かないと評価がつきにくく、キャリアの停滞リスクがある
  • タイプ:大企業の安定感・知名度を重視する人 → 2007年設立・約1,300名規模の成長企業であり、メガSIer的な組織安定感は期待しにくい
  • タイプ:長期勤続して年功で年収を上げたい人 → 平均勤続年数が短く、年功序列文化は薄い。長期在籍より実力主義の環境が実態に近い

ボードルアの選考対策

選考対策1. 志望動機は「ITインフラ×ボードルア」の二重構造で書く

「ITインフラエンジニアになりたい理由」だけでは不十分だ。なぜ他社SIerではなくボードルアを選ぶのかという差別化理由を明示する。急成長フェーズ・クラウド特化・若手が早期にマネジメントを経験できる環境など、同社固有の魅力を具体的な言葉で語れる準備が必要だ。

選考対策2. 3〜5年後のキャリアプランを明確に語る

「エンジニアになりたい」という漠然とした志望では通過率が低い。「入社後2年でCCNA・AWS認定を取得し、5年後にクラウドアーキテクトとしてプロジェクトをリードしたい」というように、具体的なマイルストーンと技術目標を提示することで主体性と成長意欲を示せる。

選考対策3. コミュニケーション能力をエピソードで証明する

チームワークを重視する組織文化のため、「仲間と協力して成果を出した経験」を職種問わず準備する。過去の職種がサービス業・営業・教育など異業種であっても、顧客や同僚と連携した具体的エピソードを語れると好印象だ。

選考対策4. IT知識がない場合は学習への姿勢を示す

PCの基本操作・Excelの使用経験・ネットでの情報収集習慣など、ごく初歩の内容でも「自分で調べる習慣がある」ことを示すと評価される。選考前にCCNAの概要やクラウドの基礎を独学した形跡を示すと特に好印象だ。

選考対策5. 若い組織への適応をアピールする

面接官が自分より年下である可能性を前提に、フラットに話せる姿勢を示す。「年下の先輩から学ぶことに抵抗がない」「年齢より実力や経験を大切にしたい」という姿勢を素直に表現することが有効だ。

選考対策6. 事前に公式サイト・採用情報を隅々まで読む

企業研究の深さは志望度の代理指標として面接官に見られる。社名の由来(フランス語で「あんこう」)・麻布台ヒルズへの移転の意味・直近の業績成長数字など、表層的でない知識を持っていると差別化につながる。

ボードルアへの転職で評価されやすい経験

  • チームやグループを率いたリーダー・まとめ役経験(職種不問)
  • 顧客対応・クライアントコミュニケーションの経験(接客・営業・サポート等)
  • 資格取得の実績(ITに限らず。主体的学習姿勢の証明として評価される)
  • 問題発生時に自分で調べて解決した具体的なエピソード
  • IT関連ツール・システムの業務利用経験(Salesforce・Slack・kintone等でも可)
  • プロジェクト進行の補助・スケジュール管理経験
  • 改善提案を実行したことで業務効率が上がった実績
  • 異業種での学習・スキルアップに向けた取り組みの継続性
  • TOEIC・簿記・FPなど異分野資格の取得実績(学習習慣の証明)
  • ネットワーク機器・サーバー・クラウドに関する独学の実績(CCNAテキスト学習等)
  • 数字を使ってPDCAを回した業務経験(営業数字・在庫管理・品質改善等)
  • 大規模案件や複数関係者が絡む調整業務の経験
  • 障害・クレーム対応など想定外の事態を冷静に処理した実績

特に評価されやすいのは、「技術ゼロでも成長意欲が明確で、自分からアクションを起こしてきた実績が具体的に語れる人材」だ。

まとめ

ボードルアはITインフラ特化の急成長SIerとして、業績面では売上174億円・営業利益34億円と際立った存在感を示している。最大の特徴は、未経験者を2か月で実践投入できるエンジニアに育てる仕組みであり、「異業種からITキャリアを作りたい」という転職者の受け皿として機能している。

年収は正直に言えば低い。平均400万円台前半はIT業界内で高水準とは言えず、特に即戦力として高い報酬を期待する転職者にはミスマッチだ。ただし、入社後3〜5年で技術スキルを確立した後、大手SIer・外資IT・クラウドベンダーへのステップアップを見据えた「スキル投資フェーズ」として捉えると評価が変わる。

20代でリーダー・マネージャーとしての経験を積みたい、クラウド・ネットワーク技術を専門的に深めたい、という明確な目標を持つ求職者には、成長フェーズにある同社で実績を作るメリットは大きい。若手主導のカルチャーへの適応さえクリアできれば、比較的入社しやすく、入社後の成長機会も豊富な企業だ。

参考リンク